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国際原子力機関が日本の水産物に“安全”のお墨付き、韓国側は反発―中国メディア XINHUA.JP 2013年12月7日 [気になるニュース]




韓国紙・中央日報は5日、国際原子力機関(IAEA)の調査団が4日に東京都内で開いた記者会見で、福島第1原発周辺の汚染水調査の結果について「安全」と発表したことに対し、韓国政府高官が異議を唱えていると報じた。国際在線が伝えた。

IAEA調査団のレンティッホ団長は、日本の海産物の安全性について、「国際的に最高水準の管理基準の下、基準値を超えた食品は流通させない仕組みが整っている。海産物の安全性は保障されている」との見解を示した。

安倍晋三首相が東京五輪招致活動の際、「汚染水の影響は0.3平方キロでブロックされている」と発言しているが、同団長はこれについても、「福島第1原発を視察したところ、放射能汚染水は原発敷地内と付属の港湾内にとどまっていると判断できる」とした。

韓国メディアはこうした発言について、「事実上、IAEAが正式に日本の海産物の安全性を認めたということだ」と指摘。韓国政府関係者も「日本政府が再び韓国政府に禁輸撤回を求めてくる可能性が高い」との見方を示している。韓国は福島県を含む周辺8県からの水産物の輸入を全面的に禁止している。

韓国政府高官は今回の調査結果について異議を唱えている。「IAEAは周辺国の特殊な立場を全く考慮していないようだ」「IAEAの調査結果は日本政府の立場を全面的に支持したもの」などと非難している。

安倍首相は9月7日の国際オリンピック総会でのプレゼンテーションで、汚染水問題は「完全にコントロールされている」と発言した。だが、日本の毎日新聞が実施した世論調査によると、6割以上の日本国民がこの発言に「反対」を示している。日本の野党も安倍首相が誤った情報を世界に向けて発信したとして強く批判している。


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